今回はお盆休み番外編。高速道路編です。
お盆と言えば、帰省する人や旅行に行く人が多いことでしょう。
当然のように高速道路を使う人も多くなります。
ここで気になるのはやはりETC割引がどーなるのか?ということ。
割引が適用されるのと、されないのとでは値段が大違いです。
今からしっかりとETC割引期間をチェックしておきましょう!
ETC割引について
まずはETC割引という制度について基本をおさらいしましょう。この部分をしっかりと知っておけばお盆だけでなく他の期間のETC割引も分かってきます。
ETC割引はその名前の通り、ETC車に特別に割引する制度。ETC車とは原則としてETCシステムを利用して料金所を無線通信によって通行する自動車のことです。
もちろん、ETCを搭載していない自動車ではETC割引は適用されません。今回のお話もあまり気にする必要はありません。
また、ETC割引は特定の時間条件があります。ちょっとややこしいのですが、この点は確実に理解してください。割引対象時間帯に少しでも高速道路を通行していれば割引が適用されます。
例えば休日割引は休日に1分でも通行していれば割引が適用されます。深夜割引もその対象時間帯に1分でも通行していれば割引が適用されます。
よって、微妙な時間帯に高速道路の出口を通過する場合は注意が必要です。ちょっとした差で割引が適用されないとなるとかなり残念。特にこの時期の移動は長距離で値段が高いので割引額に大きな違いが出てきます。
(注:京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路などETC割引の対象外区間もあります)
ETC割引の種類
現時点では大きく分けて、休日割引と深夜割引の2種類が存在します。共に割引が適用されれば30%の割引となるのでかなり大きいです(それ以外にも細かい割引ありますが基本はこの2つ)。ただし、割引の併用はありません。
この2つの割引の概念と2016年の割引日程や時間も列挙するのでしっかりとチェックしてください。
休日割引
休日割引はその名前の通り、休日(祭日含む)に割引が適用されます。ただし、大都市近郊区間は対象外となるので注意してください。
また、お盆休みは一般的にはお休みだとしても暦上の休日ではないのでETC割引の対象になりません。土曜日、日曜日のみが休日割引の対象となります。
すなわち、2016年8月の場合は8月6日(土)、8月7日(日)、8月11日(木・祝)、8月13日(土)、8月14日(日)、8月16日(日)、8月27日(土)、8月28日(日)が休日割引の対象となります。
移動する日程が1日異なるだけでも大幅に料金が異なる可能性があるので注意してください。
もし、休日(土日)に通行することが困難な場合はもう1つの深夜割引を狙うといいでしょう。
(休日割引は軽自動車、普通自動車以外のみ対象です。特殊車両は対象外なので注意ください)
深夜割引
深夜割引はその名の通り、深夜に走行した場合に適用される割引です。0:00~4:00がその深夜割引の時間帯。
この時間帯のみに走っていなければいけないというわけではなく、この深夜割引対象時間帯に1分でも走行していれば割引が適用されます。
例えば、4時間の走行時間のうち3時間59分が通常時間帯で1分が深夜割引時間帯でも割引が適用されます(走行時間が20:01~0:01という感じ)。
従って、少し夜遅くなりそうならば、SAなどで休憩するなどして料金所出口にかかる時間を0:00以降に調整するといいでしょう。
深夜割引には対象日という概念がありません。毎日が深夜割引の対象。また、大都市近郊区間でも割引の対象となります。車両の区別もありません。全車種対応です(ただし一部割引が適用されない区間あり)。
先に書いたように土日祝に通行が困難な場合はこちらの深夜割引を狙っていくといいでしょう。
割引対象例)
1、0:00~4:00の間に料金所入り口から高速道路に入る(高速道路に入る時間が割引対象時間なので何時に出ても割引対象)
2、22:00に高速道路に入って0:00以降に料金所出口に入る(出る前に深夜時間帯にかかっているので何時に出ても割引対象)
(注:一部区間はETC割引の対象外)
高速バスの利用も検討
ETC割引が適用されない場合、高速料金+ガソリン代などで移動料金が割高になることも考えられます。また、長時間の運転は危険が付きまといます。
少人数ならば高速バスを利用した方が安いかも。しかも早く移動できるかもしれません。
今からでも間に合う路線があるかもしれません。必要に応じてチェックしてください。
→バスブックマーク(高速バスオンライン予約)
ETC割引 お盆 2016、休日割引、深夜割引日程まとめ
2016年現在、ETC割引は休日適用、深夜割引が運用中です。
お盆休みは国の定める休日(祭日)ではないので、ETC割引の適用はありません。
よって休日割引を適用させようと思ったら、土曜日、日曜日、祝日に高速道路を利用する必要があります。
もし、その日程に高速道路に入れないようであれば深夜割引を狙うのも一つの方法です。0:00~4:00の間に1分でも高速道路を通行していれば適用されます。
微妙な時間帯に高速出口を出るという場合は十分に注意してください。ちょっとした時間差で高速料金に大きな差が出る可能性があります。
また、先に書いたようにこの時期の運転は渋滞などもあり、疲れなどで危険が付きまといます。
少人数ならば高速バスやその他、JRなどの利用を検討されるのもいいでしょう。
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