熱中症 2015 死者数の推移
今年は熱中症で緊急搬送されている人の数が過去最高を記録する週もあり、患者数が例年よりも多くなっています。
(参考:熱中症 2015 患者数(救急搬送された人数)が週単位で過去最高に)
また、残念ながらお亡くなりになられた方も多く、2015年8月2日までの統計で55人の方が熱中症により死亡されている状況です(初期診断が熱中症)。
以下、熱中症死者数の推移をまとめているので確認ください。
熱中症 2015 死者数の推移
以下が2015年の熱中症死傷者の推移です。速報値なのでその後、変化している週もあります(以下、計算すると52人ですが、実際には55人となっています)。
2015年7月27日~8月2日
死者数:25人
2015年7月20日~7月26日
死者数:3人
2015年7月13日~7月19日
死者数:14人
2015年7月6日~7月12日
死者数:4人
2015年6月29日~7月5日
死者数:1人
2015年6月1日~30日
死者数:2人
2015年5月1日~31日
死者数:3人
急激に暑くなる時期が危険
やはり急激に暑くなる時期が危険のようです。身体が慣れていない時にやられやすい。
日頃から水分を小まめにとる、少しでも気分が悪くなったら涼しいところで休むなど予防や対策を心がけてください。
暑さ指数にも注目
熱中症というと気温(温度)が注目されがちですが、湿度がかなり関係していると言われます。
熱中症は身体の熱を外部に出せず熱が身体にこもるのが原因。湿度が高いと汗をかいてもそれが蒸発しにくいので熱中症になりやすいのです。
したがって、気温だけでなく湿度もチェックする必要があります。
天気予報でも最近は暑さ指数での表示もされているのでしっかりとチェックしてください。
また、室内でも熱中症になる可能性があるので、室内の暑さ指数もチェックするようにしてください。
(参考:今日の熱中症指数(暑さ指数:WBGT)、東京、大阪など)
安静にして症状が落ち着かなければ病院に行く
熱中症は我慢すれば我慢するほど重篤化する可能性があります。
涼しいところに休んで身体を冷やしても症状が良くならない場合は医者にかかることも考えましょう。
特に下痢や嘔吐など体の水分が急激に失われた状態や意識がもうろうとしている状態は危険です。すぐに医者にかかるようにしましょう。
(参考:熱中症になったら何日か休むべき?)
特に、年配の方はこれまでの経験則で大丈夫と判断しない方がいいです。歳を取ると、身体の抵抗力が落ちているので昨年大丈夫な症状でも今年大丈夫とは限りません。
以上、熱中症関連の速報でした。速報値が入り次第、この記事も更新するので定期的にチェックしてください。
(合わせてお読みください)
熱中症の初期症状(頭痛、めまい、吐き気など)と対策
熱中症になったら食べ物や飲み物はどうすべきか?(予防と対策)
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