熱中症になったら何日か休むべき?
暑い、とにかく暑いです。
熱中症、本番のシーズンが続きます。
でも、熱中症は湿度が高いと春先や秋など比較的温度が低い時にでも発症するので注意してください。
そして、実際に熱中症になった場合は仕事や学校を休むべきでしょうか?
熱中症とは?
熱中症とは温度や湿度が高くて身体から熱がうまく出せない時になる病気です。
表面的には体温の異常な上昇、めまい、失神、頭痛、吐き気、気分が悪くなる、下痢、腹痛や異常な発汗(または汗が出なくなる)などの症状となります。
室内でもエアコンの効いていない部屋などは注意が必要。
湿度が高いことにより汗をかきにくかったり、汗をかいても蒸発せずに身体の熱が外に逃げなくなります。
身体に熱がどんどん貯まり、その熱により身体の各所が上手に機能しなくなるのです。最悪の場合は後遺症が残ったり、死に至ることも。
(参考:熱中症の初期症状(頭痛、めまい、吐き気など)と対策)
熱中症?と思ったらまずは休憩、症状が重いなら医者にかかる
まず、熱中症だと思ったらまずは身体を休めてください。涼しいところで身体を休める。
氷などがあれば身体を冷やす。また、水分も補給してください。
ちょっとした頭痛、めまい程度でしたら安静にすることによって症状が軽くなります。あとは急激な運動などをしなければ問題ないと思います。
ただし、安静にしていても意識がもうろうとする場合や吐いたり下痢になったりした場合など、症状が重くなってきた場合には医者にかかるべきです。
特に吐いたり下痢をした場合の対処を間違うと脱水症状になることもあり、更に症状が重くなり大変なことになる可能性も。
この段階では医師の指示をしっかりと仰いだ方がいいでしょう。
熱中症は最悪死に至ったり、後遺症が残ることもある病気なので甘く見ないようにしてください。今年も既に50人以上の方が亡くなっています。
(参考:熱中症 2015 死者数の推移)
医者にかかると輸液してもらえることも
医者にかかると輸液してもらう場合もあります(症状が重い場合など)。
涼しいところで安静にし輸液してもらうと、それだけでかなり改善することが多いです。
下手に我慢して何日も気分を悪いのを我慢するよりも1日休んでしっかり体調を回復させる方がいいでしょう。
熱中症で何日か休むべき?
熱中症で何日か休むべきでしょうか?
これも医師と相談すべきでしょう。
医師と相談もせずに仕事や学校などを休むというのは駄目です。
「休まないと無理」ぐらいの症状であれば、まずは医者にかかってください。
先に書いたようにすぐに症状が良くなる場合もありますし、適切な処置なども教えてもらえるので重篤化する可能性が低くなります。
そして、医者の指示で仕事や学校を休むのであれば何ら問題はないでしょう。
熱中症になった時の食べ物や飲み物など
熱中症になったら食欲が無くなる場合も多いです。
できるだけ栄養があるものを食べた方がいいのですが戻してしまっては意味がありませんので、症状に応じて食事も考えてください。
(参考:熱中症になったら食べ物や飲み物はどうすべきか?(予防と対策))
熱中症の予防はしっかりと
最近の天気予報などでは熱中症指数(暑さ指数)などを提示しています。
熱中症は天候によっても大きく左右されるので、暑さ指数などについてもしっかりと確認して、必要に応じた予防をするようにしてください。
(参考:今日の熱中症指数(暑さ指数:WBGT)、東京、大阪、名古屋、福岡など)
熱中症になったらまとめ
8月に入り、暑い時期が続くので熱中症には十分に注意してください。また、この時期だけでなく、湿度が高い時期は熱中症の危険性があるので注意してください。
また、熱中症かな?と思ったらすぐに涼しいところで休むようにしてください。身体を冷やすことができるならばなお良いです。
それでも全く症状が良くならず、逆に悪くなるようであったら(意識もうろう、吐き気、下痢など)、迷わずに医師の診察を受けてください。
学校や仕事を安むかどうかの判断も医師に任せればいいと思います。
(合わせてお読みください)
熱中症の初期症状(頭痛、めまい、吐き気など)と対策
熱中症になったら食べ物や飲み物はどうすべきか?(予防と対策)
熱中症 2015 患者数(救急搬送された人数)が週単位で過去最高に
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