先日は花粉症の市販薬として使われるアレグラ(市販薬はアレグラFX)についてまとめました。
(参考:花粉症の市販薬アレグラは効く?)
今回は同じく花粉症の市販薬として使われているアレジオンについてまとめます。また、アレグラとの比較検討もしてみます。
アレジオンとは?
アレジオンは抗ヒスタミン剤に分類される第2世代抗ヒスタミン薬(1983年から販売されたものはこの分類)です。
第1世代抗ヒスタミン薬と比較して、眠気や口が渇くなどの副作用がないと言われています。こういった特徴はアレグラと同じ。
ただし、これも人によるものでして、人によっては眠気をもよおすという人もいるので注意が必要です。眠気があると言う人は寝る前に飲む方がいいかもしれません。(翌日まで眠気が残るようであれば帰宅後すぐ)
また、発疹、かゆみといった症状が出る人もいるので、異常を感じたらすぐに医者に相談することをお勧めします。
花粉症の市販薬、アレジオンの価格は?通販は?
アレジオンの定価は12錠で1980円です。1日量は1錠となっていますので、普通に使うと12日で1980円(税別)になります。
通販情報でも購入可能ですが、第2類医薬品に分類されています。
商品イメージは下のような感じです。
花粉症の市販薬、アレジオンとアレグラの違いは?
違いの前に同じ注意点があります。
まず、15歳未満の服用はしないこと。これは必ず守ってください。それ以外には授乳中の服用禁止などの注意点がありますのでしっかりと確認してください。
アレジオンとアレグラ価格の違い
用法を守ると、アレジオン10は12日で1980円。アレグラFXは14日で1980円です。
(アレグラはこちらを参照:花粉症の市販薬アレグラは効く?)
用法を守ると若干アレグラFXが安いです。計算すると1日分がアレジオン10は165円、アレグラFXは141円となります。
またアレジオン10は医療用の半分の量とされています(アレグラFXは医療用と同じ)。そのために1日2錠飲んでいる人もいるようですが、そうなると更に価格に違いが出ます。
(これは特別な例です。かならず用法は守ってください)
アレジオンとアレグラの通販購入
アレジオン10は第1類医薬品に分類されるので薬剤師からの説明が必要とされています。その為、通販で購入は可能ですが、アンケートに答えるなど若干面倒です。
一方のアレグラFXは要指導医薬品に分類されるため、通販での購入は不可能となっています(2015年3月現在)。対面販売のみ可能。薬剤師のいるドラッグストアであれば説明を受けることによって購入できます(ネットで予約してドラッグストアで購入という形もOK)。
要するに、アレジオン10は通販で購入できるけど、アレグラFXは通販で購入できないという違いがあると考えてください。
アレジオンとアレグラはどちらが効く?
アレジオン10は容量が少ないこともあり、医療用に比べて効き目が薄いと感じる人もいるようです。
一方でアレグラが効かないという人も多いのも事実です。
両方効くという人もいます。
ネットの意見などを見ているとアレジオンの方が効くという声が多かったようにも感じますが、現実にはほぼ差がないと思います。
お医者さんによってもどちらの薬を出すかは好みが分かれるとされており、どちらが効くかは個人差と言えそうです。
両方効かないという人はお医者さんに診てもらうことをお勧めします。他の医療用のお薬が効く場合も多いようです。
(市販薬だから効かないということではありませんのでご注意ください。あくまでも個人差です)
アレジオンとアレグラの副作用の違いは?
第1世代抗ヒスタミン薬と比較すると眠気が起こりにくいとされていますが、やはりアレジオン10、アレグラFX共に眠気が起こる副作用が多少なりともあります。
また、医療用と同じ量が入っているだけあってアレグラの方が眠気などの副作用が強い可能性があります。
これは個人差にもよりますが、服用の際には十分に気をつけてください。
アレジオンとアレグラの違いまとめ
今回はアレジオン10とアレグラFXについて、その価格や効き目、副作用などの違いについてまとめました。
価格はアレグラFXの方が若干安いという利点があります。
ただし、アレグラFXは通販での購入はできません。若干面倒ですがアレジオン10は通販での購入も可能です。利便性を考えるとアレジオン10の方に利点があります。
効き目については個人差もあり、どちらが良いとは言えないようです。実際に試してみないと分からないということです。
どちらも15歳未満の使用は不可です。用法はしっかりと守ってください。その他注意点もしっかりと確認した上で服用してください。
(合わせてお読みください)
花粉症の市販薬アレグラは効く?
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